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内容説明
灼熱のインド、南国のインドネシア、砂漠のサウジアラビア、草原の国モンゴルなどなど、アジアと一口に言っても、民族も宗教も環境も多種多様だ。本書では、「ブータン人は、実は不倫OK!?」「ヒゲ増毛クリニックが人気のトルコ」「タイの男性は人生で一度は出家する!」「カタールの公務員の勤務時間は午前中だけ!?」「人口密度は1平方キロメートルに2人未満のモンゴル」など、各国気質の本音を徹底紹介。上下関係に厳しかったり、強い男性が理想だったり、日本では失いつつある古風な共通点が見えてくる!? [インド人]家族の間でも回し飲みは絶対しない[ベトナム人]メイドさんのことを「おしん」という[イエメン人]男性は幅広の短刀をいつも携帯している[イラン]男女隔離の政策が徹底しすぎて晩婚化が進んでいる[タジキスタン]教師のヒゲ禁止令がある[台湾]屋台が多いので料理を作れない女性もいる――同じアジアだから、似ているかと思ったら……全く違う!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
12
小ネタが満載で楽しい…という程度に読むべきなのはもちろん分かる。ただ、あまりにも残念な部分があるため、ツッコミを。 ①国によってページ差がある!見開き1ページのブルネイ、見開き4ページの韓国。うーん、もう少し頑張れなかったのかな。②宗教人口割合も書いてあったり、なかったり。どちらかに統一すべき。③参考文献が、るるぶ・地球の歩き方などがあり。本書が学術書ではないから仕方ないけれど、うーん。2019/08/09
和草(にこぐさ)
6
アジア広し!アラブ圏、非アラブ圏は私にとって未知の国。お国柄、国民性等分かりやすくイラクのゴミ収集で撃たれてしまう話しは衝撃。2017/05/23
たんたんx
5
思っていたよりは真面目な内容だったが、所々ゴシップ的な記述もチラホラ。 トリを飾る北朝鮮についての説明は、かなりぶっ飛んでいる。先に読んだアトキンソンの「観光立国論」で、マカオの観光においての収益率の高さの理由がよくわからなかったが、この本に答えのヒントが載っている。アトキンソンは、日本の観光地の夜は退屈で、バーやクラブがもっと必要と遠まわしな表現をしていたが、カジノと大歓楽街を作って世界の一流ホテルを呼び込め、とはさすがに書けなかったか。必要なのはカジノと大歓楽街なのね・・・。2016/01/14
ドットジェピー
2
面白かったです2020/07/23
よしゆ
1
アジア45の国および地域を、一カ国につき数ページ程度だが、民族構成・文化・宗教・経済・治安・近隣諸国との関係などについて完結にまとめてくれている。特に興味深かったのが国民の気質について。勿論全員に当てはまるわけではないだろうが、前述した様々な要素をもとに気質に結びつけているので、ナルホド~と納得できてしまうのだ。2015/12/02