出版社内容情報
【解説】
神経質症に必要なのは，悩みと共存しながら上手に生活する方法の再教育と訓練である。モリタ式人間形成について語り，モリタ療法のポイントがすぐ頭に入る寓話を紹介。
内容説明
思い悩むことはやめよう。閉塞状況を打破するには、「体を動かす」ことだ。「森田療法」と「内観」をベースに今、アメリカで注目を集める、Ｄ・レイノルズの手法。
目次
第１部 モリタ式指導による自己成長（瞑想、公案、モリタ療法；よくある誤解；モリタ自己成長訓練；ゴールデンアワーの神話；ゲシュタルト療法との類似点；行動の修行；生活における訓練―まり遊び ほか）
第２部 モリティストのおとぎ話と寓話（かえるになった王子；停止時間；スノーボール；塔の大時計のチャイム ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kumako
5
若い頃は周りに頼って生きてこれましたが、人生曲がり角を過ぎて頼れる人がいなくなってからはこの本に書かれているように｢つべこべ言わずに行動してみる｣が必然となり以前に比べて能動的に生きているせいか幸福度も増していると思います。ちょっと勇気を出して出来る範囲で前進してみようよ、という教えは今の私を肯定してくれているようで心強く感じました。 2018/10/28
