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Hayakawa pocket mystery books
悪意の傷跡

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  • サイズ B40判/ページ数 493p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150017248
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

キングズマーカムの町中で二人の少女が相次いで誘拐される。奇妙なことに少女たちは誘拐されてすぐ、何事もなかったように無傷で帰ってきた。しかも警察や家族の詰問にも、その間の出来事を頑として語ろうとしない。いったい少女たちに、何があったのか?事態に翻弄される警察を嘲笑うように、第三の誘拐事件が発生した…時を同じくして、子供に性的な悪戯をして有罪となった老人が服役を終えて町に帰ってきた。住民たちの不安は爆発寸前となり、大規模な暴動になりかねない勢いとなる。事態収拾に奔走するウェクスフォードを待つ運命は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネフスキー大通りの秋

1
私にとって2冊目のウェクスフォード警部シリーズ。これまた登場人物多く、メモ取りながら読みました。通勤電車で読むには不向きです。大都会を舞台にした派手な事件ものとは違う、小さな町の閉塞感みたいなものが、私にはしっくり来ました。2015/04/03

ヘブンリー

1
いろんな事件が並行して起こっている本を読んだのは初めてかもしれない。どれも面白い事件だが、どれも小粒でいまいち食い足りない。現実にはこういうものなのかもしれないが、小説としては雑然としている感じがする。また、それぞれの事件に伴って登場人物がいるので、人の名前が煩雑で閉口した。ウェクスフォード警部自体は好感が持てるし、DVなど興味深い内容なんだけど、この作家をもう一度読むかどうかはギモンです。2011/06/14

Natsuko Okamoto

0
あらすじだけでは全く書かれてなかったけど、DVネタ満載でちょっとびっくりした。2012/11/20

カムリン

0
なんとなくハヤカワミステリを制覇したくなって、図書館で手に取ったのがこれだった。ドメスティックバイオレンスの記述が生々しくて少々不快。推理の鮮やかな逆転にはテクニックを感じる。が、これだけの分厚さでひっぱるほどのストーリーではないような気がする。結局、並行して語られる三つの事件のうち一つは解決しないし。2010/11/06

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