子どものユーモア―おどけ・ふざけの心理

子どものユーモア―おどけ・ふざけの心理

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784422111308
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C1011

出版社内容情報

【解説】
健全な児童の発達研究の過程で「思いやり」と「ユーモア」の関連に注目。幼児のおどけやふざけは,ユーモア・センスの芽ばえであり,のびのび育てることの重要さを説く。

内容説明

長年、すぐれた児童精神科医として、子どもたちと体当りでかかわってきた著者が、健全な児童の発達研究の過程で、「思いやり」とともに注目したのが「ユーモア」の発達である。とりわけ4歳前後から多く見られる“おどけ・ふざけ・からかい”などの言動は、その萌芽と考えられる。本書は、共同研究者とともに、幼稚園での具体的な観察を紹介するとともに、その心理や子育てに於る意味を考察する。さらに、欧米で盛んな「子どものユーモア」研究の展望も試みた。これらは大へん楽しい研究であり、このテーマで書かれた日本で初めてのユニークな成果である。

目次

第1章 人格形成とユーモアの発達(人格構造とその形成;ユーモアのセンスの発達)
第2章 笑いとおかしさ(われわれの研究について;笑いの構造と研究について;笑いと健康について)
第3章 「おどけ・ふざけ」と子育て
第4章 おどけ・ふざけの心理(おどけ・ふざけの状況;おどけ・ふざけの意識;おどけ・ふざけのパーソナリティー)
第5章 からかいについて(からかいとは;子育ての中で行なわれる「からかい」;幼児のからかいの実態;からかいの意識)
第6章 子どものユーモア―海外の研究について(創造性とユーモア;知能とユーモア;認識とユーモア;道徳性とユーモア;パーソナリティとユーモア;性差;ユーモアの発達)

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