父が子に語る世界歴史〈7〉中東・西アジアのめざめ (新版 新装版)

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父が子に語る世界歴史〈7〉中東・西アジアのめざめ (新版 新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622085270
  • NDC分類 209
  • Cコード C0320

出版社内容情報

パレスティナ、イラク問題、ドイツの財政崩壊、中国の革命、科学の善用と悪用などを語る21通。「中東・西アジアは、かつて世界の回転軸だった。しかしその後、数世紀にわたって歴史の潮流からはずれ、入江となった。それが今ふたたび、本流に押し戻される」。

第一次世界大戦のあと、全世界的に経済が疲弊し、並行して、西欧列強と日本による帝国主義的な侵略が進んだ。その手段となった搾取とテロルは、「委任統治」「大衆の福祉」「後進民族の自治のための訓練」などの美辞麗句でくるまれる。抵抗する側のアジア、中東、西アジアのナショナリズムは急激に高まったが、しかし、19世紀的デモクラシーは、いたるところで足場を失っていった。デモクラシーはなぜ、四面楚歌に陥ってしまったのか。ネルーの苦悩の問いかけは続く。
[全8巻]

163 エジプト独立戦争
164 イギリス軍駐留化の独立とは?
165 西アジアと世界政治
166 アラブ諸国 シリア
167 パレスティナとトランス=ヨルダン
168 アラビア 中世からの飛躍
169 イラクと空爆の力
170 アフガニスタンなど
171 革命の挫折 ドイツと中欧諸国
172 ふるい債務の新しい支払い方法
173 通貨のふしぎな性質
174 作用と反作用
175 ムッソリーニとイタリアのファシズム
176 民主主義と独裁政治
177 中国における革命と反革命
178 世界に挑戦する日本
179 ソヴィエト連邦
180 五か年計画
181 ソ連の成功と失敗
182 科学の前進
183 科学の善用と悪用

訳注
地図
西アジアのめざめ/アラブ諸国/イブン・サウードのアラビア/アフガニスタン/ヨーロッパにおけるフランス勢力圏/イタリアと地中海/中国革命/日中戦争/ソヴィエト連邦の中央アジア開発

ジャワーハルラール・ネルー[ジャワーハルラール ネルー ]


1889年生まれ。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過ごした。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに、首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった。1964年歿。おもな著書 『自叙伝』(「世界の名著」63、中央公論社、1967)、『インドの発見』(全2巻、岩波書店、1953-56)ほか。

大山聰[オオヤマサトシ]
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。訳書 ティボール・メンデ『ネールは主張する』ほか。2002年歿。

内容説明

第一次世界大戦のあと、全世界的に経済が疲弊し、並行して、西欧列強と日本による帝国主義的な侵略が進んだ。その手段となった搾取とテロルは、「委任統治」「大衆の福祉」「後進民族の自治のための訓練」などの美辞麗句でくるまれる。抵抗する側のアジア、中東、西アジアのナショナリズムは急激に高まったが、しかし、19世紀的デモクラシーは、いたるところで足場を失っていった。デモクラシーはなぜ、四面楚歌に陥ってしまったのか。ネルーの苦悩の問いかけは続く。

目次

エジプト独立闘争
イギリス軍駐留下の独立とは?
西アジアと世界政治
アラブ諸国―シリア
パレスティナとトランス=ヨルダン
アラビア―中世からの飛躍
イラクと空爆の力
アフガニスタンなど
革命の挫折―ドイツと中欧諸国
古い債務の新しい支払い方法〔ほか〕

著者等紹介

ネルー,ジャワーハルラール[ネルー,ジャワーハルラール] [Nehru,Jawaharlal]
1889‐1964。インドの政治家、民族独立運動の指導者。英国の支配に抵抗、1945年までに下獄9回、人生の最盛期を獄中に過した。この間、ガンディの不服従非暴力運動にも協力した。1947年の独立とともに首相、外相および連邦関係相を兼ねた。49年連邦首相会議、55年憲法の成立、51年インド経済5カ年計画、54年ジュネーヴ会議、55年バンドンのアジア・アフリカ会議と内政に外交に多面的な活躍をした。その反帝国主義、反植民地主義、反人種差別主義には戦後世界をリードしていく歴史感覚と民衆への愛情があった

大山聰[オオヤマサトシ]
1915年東京に生まれる。1938年東京大学文学部卒業。早稲田大学、東京都立大学教授、成城大学文芸学部教授、および東京芸術大学、早稲田大学講師を歴任。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぷるぷる

1
前巻から引き続いて一次大戦後の各国の状況。最初のアラブ世界で現在と何ら変わっていない根深い問題に圧倒されます。その後ヨーロッパに戻ってファシズムの勃興とデモクラシーの没落を語るのがまた勉強になる。最後のソビエトの話は結構ヤバイ解釈。インドと同じく英国と対立してたのでこんな見方になるのかもしれない。しかし100年近く前の視点での国際情勢を踏まえて現代社会を考えるのは実に興味深い。社会国家がグローバル化や移民の流れの中で曖昧になりつつあるなかで、制度や法だけが変わらず生き残っているのが現在だと思いました。 2018/01/20

(ま)

0
あと1巻2016/12/14

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