出版社内容情報
【解説】
「催眠術」の誤解や偏見を解きつつ,催眠を研究し,臨床に応用するための本。特に標準的な手続きによる誘導法の実際を述べる。
内容説明
本書は、決してテレビ番組や通俗書に時折見られるような安易な「催眠術」の本ではない。そのような誤解や偏見を解きつつ、催眠を広い視野から研究したり、臨床的に応用したりするために書き下された学生や専門家向けの充実した入門書である。とくに標準的な手続きによる誘導法の実際を平易に具体的に述べたものとして大きな意義がある。
目次
第1章 催眠法を学ぶにあたって
第2章 催眠とは何か
第3章 催眠の深度と催眠感受性の分布
第4章 暗示と被暗示性、催眠感受性
第5章 催眠誘導法
第6章催眠誘導法の要点
第7章 催眠の応用
第8章 催眠誘導上の注意と倫理
第9章 催眠誘導尺度