出版社内容情報
「カーネギーおじさんに教わる」シリーズ第二巻!デール・カーネギーの世界的ベストセラー『道は開ける』を、カーネギーおじさんが教えてくれるアドバイスに沿って、教育学者の齋藤孝がわかりやすく解説する。親子で楽しく読んで、学校生活やその後の人生に役立ててください。
◎本書の特徴
・多くのビジネスパーソンに愛読されている不朽の名著を、子ども向けに解説。
・対象年齢は小学校低学年から。
・総ルビなので、子どもひとりでも読めます。
・Q&A方式になっており、興味のあるページから読み進められます。
(はじめに)
この本は、アメリカ人のデール・カーネギーさんが書いた『道は開ける』という本を、日本の子どもたちのためにぼくがわかりやすく解説したものです。どんな内容かというと、「なやみのなくし方」や「なやみの解決のし方」などなやみについてやさしく書いてあります。
カーネギーさんの『道は開ける』は、あまりにいい本だったので、出版されたあと、この本を元にしてたくさんの本が出たくらい、すばらしいものなんです。
いままで小学生がこの本を読むことはあまりなかったと思います。でもみんなだってなやみはたくさんあるはずです。勉強もしなきゃいけないし、友だちだってつくらなきゃいけない。いろんなことがある中で、なやみの解決法がわからなくて、「なやみぐせ」がついてしまうと、大人になってからも苦労します。
だって、いつもなやんでばかりいて、ため息ばかりついていたり、ぐちばっかり言っている人がいたら、嫌われてしまうでしょう? この本を読んで、なやまないやり方を身につけておくと、みんなが中学、高校、そして仕事についたときも、「なやみぐせ」がないから、天下無敵になります。明るく人生がすごせるんです。
大人たちはみんな言っています。「この本の内容を子どものころから知っておきたかった」と。みなさんはラッキーでした。この本を読んで、なやみを解決する無敵の方法を身につけてください。
内容説明
悩みへの対処法を説いた古典的名著『道は開ける』を子ども向けに読み解く!!楽しく学校生活がすごせる!
目次
第1章 なやんだら、どうやって解決するの?(いつかパパやママが死んじゃったら、どうしよう;足が遅いのに、リレーに出ることになっちゃった! ほか)
第2章 なやまないでいられる方法ってあるの?(今度のクラス、つまんなそう。友だちできるかな;悪口を言われた。ぜったい仕返しがしたい! ほか)
第3章 人から何かされても気にしない(テストでいちばんをとったら、まぐれだといやみを言われた;面と向かって悪口を言ってくるんだ ほか)
第4章 なやみや魅れは予防できるのかな(いつもがんばりすぎて、疲れてしまうんだ;人前に出ると緊張しちゃう ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。同シリーズは260万部のベストセラーになり、日本語ブームを巻き起こした。テレビ出演も多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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十川×三(とがわばつぞう)
Kenji Nakamura
hinotake0117
あるなし
カフェラテレックス