内容説明
幾多の災害の応急対応に当たった著者自身の経験と反省を基に、迅速かつ的確な初動対応と、そのために必要となる「事前の備え」について解説した唯一の書!
目次
第1章 近年の災害における初動対応とその課題(平成25年伊豆大島土砂災害;平成27年常総市鬼怒川水害;平成28年台風第10号災害)
第2章 市町村の災害初動対応と「事前の備え」(大規模災害の初動時に求められる対応;迅速かつ的確な初動対応のための「事前の備え」)
第3章 平成26年広島豪雨災害を踏まえた警戒・避難システムの見直し(降雨の状況と被害の概要;広島市の初動対応の状況;平成26年広島豪雨災害を踏まえた警戒・避難システムの大幅な見直し;最近の警戒・避難システムの運用・見直しの状況)
第4章 大規模災害の初動時における都道府県の役割(市町村の危機対応に対する支援;被害情報の迅速な収集・報告;都道府県内の防災関係機関等との連絡調整;迅速かつ的確に危機対応するために)
著者等紹介
室田哲男[ムロタテツオ]
昭和34年12月5日生。昭和59年3月東京工業大学大学院社会工学専攻修了。昭和59年4月自治省入省。平成15年4月福岡県総務部次長、総務部理事。平成19年7月総務省自治行政局合併推進課長。平成20年11月国土交通省河川局水政課長。平成23年1月総務省自治行政局地域政策課長。平成24年4月同消防庁総務課長。平成25年6月同消防庁国民保護・防災部長。平成27年7月広島市副市長。平成29年7月危険物保安技術協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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