地方分権時代の自治体と防災・危機管理

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  • サイズ A5判/ページ数 514p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784421007084
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0030

内容説明

本書は、筆者が、平成14年1月から16年1月までの2年間、消防庁長官を任じられていた間に自治体や消防の関係者をはじめ、防災などに関心のある幅広い国民の方々に、消防防災・危機管理行政の見直し、改革の趣旨、改革の主な内容と留意事項、今後の課題、展望などについて、折々に、論説、講演又は対談したものを基礎として編纂したものである。

目次

第1章 消防防災・危機管理行政に係る制度・運営の改革と今後の課題(消防組織法の改正と大規模・特殊災害への緊急対応体制の強化等;消防法の改正(平成15年6月)と性能規定の導入、国による火災原因調査 ほか)
第2章 分権型社会の創造と地方行財政の課題(地方分権の理念と改革の基本方向;地方分権実現のための三条件 ほか)
第3章 消防防災・救急に係る対談・鼎談等(防災・危機管理体制の確立を目指して;日本赤十字社と消防の連携をめざして ほか)
第4章 各地域における消防防災・危機管理行政の取組み(富山県の出火率全国最小と「地域防災力」の強化の取組み;名古屋市の大規模地震対策と地域防災・救急救命に対する取組み ほか)

著者等紹介

石井隆一[イシイタカカズ]
1945年12月生、富山県出身、東大法卒。69年、自治省入省、埼玉県、石川県、大蔵省などを経て、85年、北九州市財政局長。その後、自治省福利課長、静岡県総務部長、自治省財政課長。95年、地方分権推進委員会事務局次長。その後、自治省財政担当審議官などを経て、99年、自治省税務局長、01年、総務省自治税務局長。02年、消防庁長官に就任(04年に退官)。その間、地方自治、地方税財政、公害環境対策、文化振興、未来・人づくり、防災・危機管理など、様々な仕事に携わる。現在、市町村アカデミー学長。平成15年4月から早稲田大学大学院客員教授を務める
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