- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・少女
- > ティーンズ・少女その他
出版社内容情報
有名作家の父を失い、26歳で天涯孤独・無一文の身となったイジー。ある日、名前も知らない伯爵から城を譲り受けるが、その城には危険な香りのするハンサムな公爵が、世間を避けるように住んでいて…。
テッサ・デア[テッサデア]
金井 真弓[カナイマユミ]
内容説明
有名作家の父を亡くし無一文になったイジー。そんな彼女に突如、城が遺贈されたとの知らせが…!?その城を訪ねると、目が不自由な公爵が世捨て人のように暮らしており、城を譲った覚えはないという。城はいったいどちらのものなのか?行くところのないイジーは心を閉ざした彼と、城の権利を争いながら、奇妙な共同生活をおくることに…イジーの父の代表作をこよなく愛する人々の活躍も見どころの、RITA賞受賞作!
著者等紹介
デア,テッサ[デア,テッサ] [Dare,Tessa]
ヒストリカル・ロマンスを多く手がけ、ニューヨークタイムズ紙やUSAトゥデイ紙でベストセラーになっている実力作家。2012年に『きみはぼくの帰る場所(“A Night to Surrender”)』でRITA賞リージェンシー・ヒストリカル部門と、ロマンティック・タイムズ賞のダブル受賞を果たす。南カリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょう
26
「Castles Ever After #01」最初、モラングリアンやヒロインの自己評価の低さに流し読みでしたが、途中から引き込まれていきました。ヒーローの近侍が語るシーンは涙が止まりませんでした。ヒーローもヒロインも実父には恵まれなかったけれど幸せを祈り助けてくれる人に守られていて、心暖まるお話しでした。 2016/10/19
とろぷり
22
★★★★★(kindle版)どうしよう…極&上…めちゃめちゃ楽しいのヒストリルのラブコメだったw視力を失い朽ち果てようとしているヒーローと無一文のヒロイン。2人のやりとりも(それにより起きる不慮の事故(?)も)ユーモアに溢れているし、脇役も超個性的w笑えるだけでなく、お互いに隠していた影や過去を理解し、癒してくれるグッとくる切なさもいい具合に交じり合い…最&高でした♪2016/11/07
たまきら
20
イギリス全土で愛されているファンタジー物語の作者の娘(頭にタコがとりついてるみたいな巻き毛らしい)と、偏屈な公爵様(色々とトラウマ&傷のせいで視力がほぼなし)の大笑いロマンスです。…笑ってたら終わっちゃいました。ロマンスと言うよりはファンタジー小説そのままな感じ。かわいかった~。2016/11/16
かもめ通信
19
やまねこ翻訳クラブ結成20周年記念読書会に参加すべく、せっかくの機会だからと普段は読まないジャンルの本に手を伸ばしてみた。“ヒストリカル・ロマンス”というらしいのだが……これは!!!やばいな。禁断の扉を開けてしまったようで…はまりましたww2017/11/08
veri
18
いやーーー!公爵なんて素敵なの‼︎どうしたらいいのこの気持ち!持て余すわーwロマファンなら絶対に絶対に楽しい筈。ゴロゴロゴロしたくなること請け合い!子供の頃に王子様がくること、自分がお姫様だとわかることを想像した人ならば!どこから見てもお伽話だけれど、ちゃーんと大人仕様なので心配ご無用。さて皆の衆。いざ行かんモラングリアヘ!←2016/07/14