ベルベット文庫 エントワインド・ウィズ・ユー―ベアード・トゥ・ユー〈３下〉

デイ，シルヴィア【著】〈Ｄａｙ，Ｓｙｌｖｉａ〉/中谷 ハルナ【訳】

集英社クリエイティブ（2014/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 303p／高さ 16cm
• 商品コード 9784420320191
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

警察に疑惑をもたれないよう、別れたふりを装うエヴァとギデオン。そんな彼女にかつての恋人が熱烈なアプローチをかけてくる。一方、ギデオンのかつての婚約者からも連絡が頻繁に…。過去が投げかける試練と闘うふたり。

内容説明

警察に疑惑をもたれないよう、エヴァはギデオンと別れたふりを装い、人目のあるところでは会えなくなった。そんなエヴァに、かつての恋人で人気バンドのヴォーカルのブレットが熱烈なアプローチをかけてくる。一方、ギデオンのかつての婚約者コリーヌも盛んにギデオンに連絡してきているらしい。ネイサンの件も、捜査は続いているようだ。絆を確かめ合いながら、過去が投げかける試練をひとつひとつ乗り越えていこうとするふたり。大人気シリーズ第三章。

著者等紹介

デイ，シルヴィア［デイ，シルヴィア］ ［Ｄａｙ，Ｓｙｌｖｉａ］
ロサンゼルス生まれ、カリフォルニア州育ちの日系アメリカ人。欧米圏をはじめロシア、アジア圏でも広く翻訳されている人気作家。アマゾンの年間ベスト・ロマンス作家にも選出、リタ賞や『ｔｈｅ　Ｇｏｏｄｒｅａｄｓ　Ｃｈｏｉｃｅ　Ａｗａｒｄ』『Ｒｏｍａｎｔｉｃ　Ｔｉｍｅｓ（ＲＴ）Ｒｅｖｉｅｗｅｒｓ’　Ｃｈｏｉｃｅ　Ａｗａｒｄ』など、ノミネートや受賞歴も多数。またアメリカ陸軍の諜報機関でロシア語のエキスパートとして働いた経験もある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆいまある]

えっ、ここで終わり？濃すぎるシリーズ6冊目。共犯の意識から早めに結婚を決めた二人。もう絡まなくていい筈の元カレ元カノまで執拗に物語に入ってくる。でもそんなことがあっても一番大事な人が、自分の元に帰ってくると思えるっていいね、安心するねとしみじみ結婚の効能を噛みしめる。結婚生活長いとお互い感謝を忘れがちなので、ここ大事なところ。でも、これからひと波乱ありそうと言うところで唐突に終わる。続編翻訳されてないとは。トラブルを二人で乗り越えて成長していくギデオンとエヴァとそのキラキラな周りの人達が楽しかった。

2019/10/06

[星落秋風五丈原]

遂に結婚しちゃいましたお騒がせカップル！それでもまだめでたしめでたしにならないんだ。ＳＭごっこにも嵌り始めました。いいですね幸せそうで。ヒロインの両親もさすが彼女の親！性欲強すぎです。娘の家でいたしてしまったらだめでしょう。例えいくらラテン系でも。そういえば出社しなくなった女性社員の話は引っ張ってるのかそれとも忘れてるのか？

2015/10/11

[たまきら]

超肉食系・ヒロインの強気な攻めににやり。「車ではちょっと…」「ええっそういうプレイはちょっと…」を男子に言わせ続ける女子、いいねいいね、見習いたいね。そのあとの展開はかわいかったなあ。…しかし、続きはどうなるのかしら。もう英語で読んじゃったほうがいいかなあ。

2016/02/02

[veri]

色んなことがドワッと起きて、理解出来ぬまま続く…という印象。エヴァのママもパパも凄く残念。ママがお金に過剰に執着するのは何故なんだろう？ケアリーはもうすぐ落ち着けるのかな？エヴァは少しずつ強くなっている。ギデオンの悪夢はいつ終わるのか…などなど。そしてスタントーン！がんばれスタントーン！5部まで必ず読まなければ。

2015/03/22

[trink]

再読につぐ再読。シルヴィアの表現力教室！みたいな感じで読む度に「うまいこと書くなぁ〜」と感心します。エヴァのギデオンカッコイイ♡描写もホットシーンもワンパターンに陥らないので飽きません。ですので、こっち（GC）を読んでからあっち（CG）を読もうとすると、あっち（CG）を飛ばし読みせざるを得なくなる危険性があります。これからもこの共依存カップルの傷つけ合い、つかみ合い、からまり合いを読み返すことでしょう。未訳の２冊についてはもうあらすじだけでいいんじゃないかな！感想のところに書いちゃおうかな！

2016/06/22