オフィスユーコミックス 墨繍綺譚 〈１〉

宮脇明子

集英社クリエイティブ（2016/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 182p
• 商品コード 9784420153362
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

あんた俺が見えるのか? 見えるなら気をつけた方がいい──
ある時はファッション・ビルの中。ある時は光り輝く海岸で、喧噪から逃れるように店を構える白髪の彫り師──。鋭く光る彼のその目は、彼と出会う者達に共通する不穏な“気配"を見抜いていて…? サスペンスの巨匠が贈る、ミステリーシリーズ第1巻!!




宮脇 明子［ミヤワキアキコ］

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へへろ～本舗]

白髪の刺青師。彼に会えるのはある条件の者。ミステリーと不思議が一緒になってる因果応報譚。最後でいきなり、次に引っ張る引っ張る。宮脇さん久々の作品だそうで…。

2017/06/24

[しましまこ]

白髪の彫師の言動が恥ずかしかった...炎背負ったりするんだもの。

2016/06/04

[あんコ]

★★★★☆ミステリーって言えばミステリーだけど…ホラーでもあるよね？彼岸と此岸の狭間にいる白髪の彫師。彼が見えるのは何かを抱えてる者たち。彼が彫るのはお客さんの希望によるモノじゃなく既に彼らの体に浮かび上がっている文字や絵…。その彫り物が意味する事とは…!?入れ墨を彫られた者たちの本心が現れた時…!!入れ墨系のホラーってもの新鮮目の付け所が違う!!( ´艸｀)ﾑﾌﾟﾌﾟ入れ墨と人の気持ち…本心がリンクしてる。これはこれで面白い(≧∇≦)b OK

2016/07/06

[らなん]

時を超えて現われる白髪の刺青師。死が近い人、罪を犯した人にしか見えず、入れてもらう刺青はもう決まっている。連作短編集。

2020/05/25

[ちはや]

宮脇さん、絵があまり変わらないねぇ。高飛車な女の子とか、昔とほんと変わらない。白髪を「はくはつ」と読むか「しらが」と読むか。前者で読んでたのは見た目が若いからだわ。視覚による脳内変換って凄い！

2016/07/02