出版社内容情報
「食」と「色」という、ふたつの「ショク」にこだわりを持つエッセイストの創石夏雄。そんな彼の許には、なかなか彼女ができない担当編集者の若井君を筆頭に、ひとクセもふたクセもある面々が訪れてきて──!? 創石先生のオリジナルレシピも多数収録した、1度で2度美味しい作品!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
4
「大市民」の山形先生もちょこっとだけ出演していて、思わずにんまりしちゃいました。掲載誌がオフィスユーのせいか女性向けになってるのかな?いつもとノリが弱冠違う。しかし先生!ビールとワインとはいえチャンポンは体に悪いですぞー!2012/08/18
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
大市民をもう連載させてくれるところがないので、変形大市民を描いてみましたという感じでしょうか。ゲスト出演で大市民も登場してるけど、ある程度で切り上げて、もう一度大市民で山形サンの怒りの爆発を望む2012/08/24
fracture
3
予想通りの大市民使い回しネタに加え、蕎麦は柔らかいのが美味しで固いのはダメ、と老人モードにシフト。酒はチャンポン最高といよいよ味覚も凄い境地に到達w それは仕方ない(?)のだけど、巻末あとがきの文筆希望には失笑。センセ、漫画では多少許されるけど、小説やエッセイで毎回同じネタ書くのはナシですよ~2012/08/20
はこ
2
柳沢きみお先生の漫画は特命係長以外では初めてでした。絵も話も何だか好き。決して上手い部類じゃないはずなのに。好色と好食。どっちも極める素敵なおじ様になりたい。2012/08/19
希伶
2
正直、表紙で微妙だと思った。中の絵もはっきり言って苦手。なのに1話読み終えると、このヒゲのオッサンがすごくダンディに見えて来る不思議。随所で語られるこだわりは厭味がなくて、参考にしたいという気持ちも出てくる。書き物を職としている人が自分や他人を冷静に観察する独自の視点に、つい「なるほど」と思いながら読んだ。2012/08/13