出版社内容情報
「収益認識会計」の理論及び制度上の問題点の検討を行い、従来の基準と新しい基準の差異と類似点とを理論的・実務的に明確にした一冊。
内容説明
わが国の新しい収益認識会計は、国際会計基準審議会(IASB)の概念フレームワークや会計基準にどのような影響を受けているのか。スタディグループの研究成果が生かされていること。収益認識会計に関心のある学者、会計担当者、ビジネスパーソンや学生にも役立つ。
目次
第1編 収益認識についての理論的研究(収益認識の現代的意義;発生主義会計と収益認識基準の関係―収益を起点とした発生主義会計の内部システムの変容の観点から;資産負債アプローチの計算構造からみた収益認識;IASBの概念フレームワークと会計基準の相互関係;IFRS15とIASB概念フレームワーク―範囲及び認識の区分に着目して ほか)
第2編 収益認識についての個別論点研究(変動対価に関する収益認識;返品権付販売に関する収益認識;ポイント制度に関する収益認識;本人と代理人の区分に関する収益認識;有償支給取引に関する収益認識 ほか)
著者等紹介
岩崎勇[イワサキイサム]
九州大学名誉教授。大阪商業大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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