内容説明
貸借対照表にない保険契約や借地権の計上を失念した、姻族関係終了届に気づかず同族株主を判定した、直前期の事業年度変更を考慮せず申告書の数値を当てはめた、筆者自身が誤りそうになった事例を豊富に収録。これから株式評価をはじめる人の実務のヒヤリを未然に防ぐ！事例を追加し、評価を踏まえた株式承継の方法と株価引下げのポイントを加筆した第２版。
目次
第１章 取引相場のない株式の評価の基本的な考え方と評価明細書
第２章 株主区分の判定―第１表の１ 評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書
第３章 会社規模区分の判定―第１表の２ 評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書（続）
第４章 特定の評価会社の判定―第２表 特定の評価会社の判定の明細書
第５章 一般評価会社の評価額の算定―第３表 一般の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
第６章 類似業種比準価額の算定―第４表 類似業種比準価額等の計算明細書
第７章 純資産価額の算定―第５表 １株当たりの純資産価額（相続税評価額）の計算明細書
第８章 特定の評価会社の評価額の算定―第６表 特定の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
第９章 株式等保有特定会社の評価額の算定―第７・８表 株式等保有特定会社の株式の価額の計算明細書
第１０章 株式の承継方法と評価額の引下げ方法
著者等紹介
橋本達広［ハシモトタツヒロ］
１９８７年静岡生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。都内の税理士法人を経て、税理士法人おおたかにおいて、オーナー企業向けの事業承継に係る税務コンサルティングを中心として、講演や執筆など幅広い業務に従事。現在、橋本昌幸税理士事務所・税理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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