内容説明
資格を取ったら何ができるの?3000人以上の診断士を指導してきた著者が、気になる働き方・お金の内実を、ネガティブな側面も含め、大解剖!
目次
第1章 診断士には5タイプがある
第2章 資格取得が最終ゴール型
第3章 企業内診断士・自己啓発型
第4章 企業内診断士・副業型
第5章 プロコン・C型
第6章 プロコン・D型
第7章 診断士の真の魅力とは
著者等紹介
日沖健[ヒオキタケシ]
日沖コンサルティング事務所・代表。中小企業診断士、産業能率大学・講師、中小企業大学校・講師。慶応義塾大学・商学部卒、Arthur.D.Little School of Management修了MBA with Distinction。日本石油(現ENEOS)勤務を経て、2002年から現職。中期経営計画・新規事業開発のコンサルティングや経営人材育成の研修を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
25
いかに診断士として、仕事を取り食っていくのが難しいかがよくわかり、目指す身としては目の前が真っ暗になる思いだった。ただでさえミステリアスな職種ゆえ、診断士のやりがいばかり取り上げるのでなく、こういうリアルを伝えてくれるのはありがたい。2022/12/20
GG読書家
8
中小企業診断士の独立について、悲観的な内容となっている。最近は、事業再構築補助金やアフターコロナ対応、405事業など、診断士にとってバブルの状況にあると思っていたが、それもまもなく終了するだろうとのご意見。中小企業にとって、公的支援を利用しないで、ダイレクトにコンサルを依頼することは確かにないが、地方で活動する診断士にとって、1人当たりの潜在的な需要件数は多いと思われる。65歳を前に、独立するか自分の強みを生かして転職するか悩みどころです。2024/04/25
Yuichi Tomita
6
養成課程にも関わっている中小企業診断士がその業界について語ったもの。診断士を5つのタイプに分けて、それぞれの長所短所を紹介している。 資格取得が目標というタイプ(診断士としての活動なし)にも言及し、このタイプが最も多いという。 公的支援は報酬が低すぎるなど、中身はなるほどという点は多く、恐らく実態もそうなのだろうと思わされる。しかし、企業内診断士が7割というこの資格って何なんでしょうね。2021/08/23
Fred
3
20年前に診断士試験に合格したのですが、それっきりこれっきりで表立って資格の効用は全くありません。資格取得のために勉強した内容は仕事やビジネスに役立って入るのですが、診断士資格そのものが必要だったかと言われるとそうとも言い切れず、、、。では独立開業する人たちはどんな感じなんだろう、と素朴に疑問に思っていましたが、本書でその実態をリアルに知ることができました。診断士とかコンサルティングビジネスに興味のある人は一読しておくのがお勧めかと思います2021/11/26
つな
2
現時点では副業型や中小企業向けではまだまだ見合う報酬は得られない。今後の中小企業診断士の地位と活躍の機会が増加するのを期待。2022/04/24
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- 和書
- 新編四季の俳画 〈冬〉