内容説明
本書の特徴。(1)AI時代におけるコンピュータ会計の下で複式簿記の終焉について検討。(2)手書会計との差異・勘定理論・分類的複式簿記・帳簿の電子化・ERP・クラウド会計・ブロックチェーン等の種々の観点から検討。(3)便利なように、索引が付されていること。(4)スタディグループの研究成果が生かされていること。
目次
第1章 簿記の意義と特徴
第2章 簿記の歴史―勘定理論の変遷
第3章 因果的複式簿記と分類的複式簿記―収益費用アプローチから資産負債アプローチへの会計観の変更の観点から
第4章 帳簿の電子化と複式簿記の役割
第5章 ERP、RPA、クラウド会計の進展と複式簿記
第6章 ブロックチェーン技術の進展と簿記
第7章 手書会計とコンピュータ会計との差異
第8章 コンピュータ会計化に伴う複式簿記の変容
著者等紹介
岩崎勇[イワサキイサム]
群馬県前橋市生まれ。明治大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。現在、九州大学名誉教授・大阪商業大学特任教授・岩崎哲学研究所所長。会計理論学会理事・グローバル会計学会常務理事・日本会計史学会理事・財務会計研究学会理事。その他:税理士試験委員、福岡県監査委員、FM福岡QT PROモーニングビジネススクール、会計、税務、コーポレート・ガバナンス、監査、哲学等のテーマで講演会の講師等を経験する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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