グループ経営入門―グローバルな成長のための本社の仕事 (第4版)

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784419066604
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C3034

内容説明

金融機関、格付け会社、外資系コンサルを経て、数多くの大手企業のアドバイザーを務めた著者が教える。

目次

第1章 本来の経営を取り戻す
第2章 「ゴール」を決めて共有する
第3章 本社の役割を確認する
第4章 「見極める力」を強くする(1)―将来予測重視の経営
第5章 「見極める力」を強くする(2)―企業価値重視の経営
第6章 「連ねる力」を強くする
第7章 「束ねる力」を強くする

著者等紹介

松田千恵子[マツダチエコ]
首都大学東京都市教養学部経営学系教授/同大学院社会科学研究科経営学専攻教授。東京外国語大学外国語学部卒、仏国立ポンゼ・ショセ国際経営大学院経営学修士、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程修了、博士(経営学)。株式会社日本長期信用銀行にて国際審査、海外営業、事業再生等を担当後、ムーディーズジャパン株式会社格付けアナリストを経て、株式会社コーポレイトディレクション、ブーズ・アンド・カンパニー株式会社でパートナーを務める。2006年にマトリックス株式会社を設立、企業の経営戦略構築等に関わるアドバイザリー及び講演・研修等に携わる。2011年より現職。大手企業の社外取締役及び監査役、公的機関、企業及びファンド等の委員や顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんさん

4
最近、会社内で3文字の略語やカタカナ言葉が飛び交っており、思考整理するために読んだ。企業価値というもの、その側面を考えることができた。何をしたいか、どんな会社を目指すのか、から出発すること。いろんなテクニックはそこから。2022/03/04

ちくわ

3
グループ経営における「本社」の役割をわかりやすく記述する。本書では、本社機能を、見極める力、連ねる力、束ねる力の3つに区分の上で言語化し、内部投資家としての位置づけを明確化する。伝統的に大手企業では、事業部門が強く、本社は「管理」という上がってきた数字の積み上げ型のものになっていることも多く、本社が戦略的機能を果たしていないことも推察される。今後は、資本コスト経営というか、終身雇用の崩壊とともに、経営の在り方も変わってくるが、本書で描かれる本社機能を育てられるかというのは、非常に重要と思う。2024/06/23

tkokon

2
【テキスト】○グループ経営の基本がうまくまとまっている。○「投資家の立場」としての本社。○バランスシートとキャッシュフロー。○シナジーを定量化する。○経営管理では妥協しない。○大きなストーリーを描く。○「やりたいこと」「先立つもの」「取り組む人」○右脳的な目標(ビジョン)、左脳的目標(キャッシュの事業計画)をつなぐ脳梁(経営)●グループ会社が急拡大の当社に対するヒントたくさん。基本にもどって作り直す。2022/04/23

Yasu

1
コーポレートガバナンスの本が分かりやすかったので、同じ著者の本書も手に取ってみた。世間的に一流大企業と呼ばれる会社働く自分にとっては、色々と気づきがあった。経営者とは、株主とは、そして取締役会とは。知らぬうちにコーポレートガバナンスの世界に迷い込んでいて、何も分からずに働いていた段階からは抜け出せたと思う。2022/07/01

sho

1
再読。「企業価値」という言葉が2つの意味合いで使われている、というのは重要な視点だと感じた。右脳的、左脳的という脳みそに例えるのは似非科学的で個人的には合わないが、経済的価値と社会的価値の両立というCSVの概念が、企業価値という言葉の文脈で繋がってるというのはすごく分かりやすい。2020/01/10

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