内容説明
理論と実務の「つながり」がはっきり見えてくる!相続税の勉強をしていてもいなくても、実務は初めての方に。顧客との信頼関係の構築が要求される相続税申告だからこそ、多岐にわたる留意点をていねいに解説。業務の受任から税務調査対応までを網羅。
目次
第1章 相続案件を受任する際の留意点
第2章 生前贈与・遺言、相続放棄等の基礎知識
第3章 準確定申告の留意点
第4章 相続財産・債務の確認と資料収集
第5章 相続財産の評価
第6章 遺産分割の進め方
第7章 相続税額の計算の流れ
第8章 納税方法の検討
第9章 相続税申告書の記載及び添付書類等に関する留意点
第10章 相続税に関する事前準備と申告後の対応
著者等紹介
鹿志村裕[カシムラユタカ]
昭和38年茨城県生まれ。昭和61年学校法人大原学園税理士課講師、平成2年熊谷安弘税理士事務所(現税理士法人熊谷事務所)入所、平成4年税理士登録。現在、東京税理士会日本税務会計学会税法部門常任委員、登録政治資金監査人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
21
《購入本》まさに実務を意識した構成、相続開始に伴う諸々の注意点が流れに従って述べられている。なるほど相続とはこのようにして処理されていくものなのか。具体的なイメージが湧く実務的であり、かつ、入門書であった。2022/02/13
もりー
2
法人税、所得税に比べて圧倒的に経験も知識もないため基礎固めとして。 著者が書かれているように、納税者との信頼関係がより重要になる。他の税目と比べて、ピンポイントで関わることが多いからなおの事。その割に、戸籍謄本をはじめとして必要な書類や手続が多く煩雑なのが厄介。 被相続人が、どのようにして財産を形成してきたのかという視点は大切。財産ごとに評価に際して必要な資料や観点が簡単にまとめられていて参考になる。2023/06/05