出版社内容情報
成熟期福祉国家の財源としての所得税の可能性を探る。近年の日本の所得税改革および世紀の転換点におけるドイツ所得税改革を分析。
目次
序章 いま何故所得税改革か
第1章 課税単位の再検討
第2章 課税ベースと各種控除の再検討
第3章 所得税改革と共通番号制度
第4章 個人住民税改革の課題と展望
第5章 世紀末ドイツの税制改革論―グンナー・ウルダルの改革提案の衝撃
第6章 新世紀ドイツの税制改革―「税制改革2000」をめぐって
終章 所得税改革の展望
著者等紹介
中村良広[ナカムラヨシヒロ]
1949年福岡県生まれ。1977年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2005年鹿児島大学、北九州市立大学を経て熊本学園大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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