出版社内容情報
管理会計の先行研究を概観したあと,大手民鉄とゼネコンの管理会計システムについて論述。 実務に根差した管理会計の入門書。
内容説明
本書では、管理会計の先行研究について概観したあと、大手民鉄(民営鉄道事業)とゼネコン(総合建設業)の概要と管理会計システムについて論述している。筆者の実務経験や調査を踏まえてそれぞれの事業での管理会計システムの現状とその役立ちについて具体的に述べるとともに今後の課題についても検討している。また、実務に根差した管理会計の入門書として読めるように配慮している。
目次
第1部 管理会計概説(管理会計の概要とPDCAサイクル;コスト・マネジメント概説)
第2部 大手民鉄の管理会計システム(大手民鉄の概要と特徴;大手民鉄の管理会計システム;大手民鉄におけるバランスト・スコアカードの試み)
第3部 ゼネコンの管理会計システム(ゼネコンの概要と特徴;ゼネコンの管理会計システム;施主に対する与信管理と債権保全策の制度化について―マンション建設を中心として)
著者等紹介
片岡健治[カタオカケンジ]
1960年高知県出身。1984年立命館大学産業社会学部卒業。2003年大阪府立大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、修士(経済学)。2006年大阪府立大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。所属学会:日本管理会計学会、日本原価計算研究学会、公益事業学会。現在、(一財)会計教育研修機構近畿実務補習所や帝塚山大学で特別講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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