出版社内容情報
会社の危機対応は、いかに準備すべきか。図解と3.11の事例を交えて、わかりやすく解説。
内容説明
カタチに惑わされない、危機対応の本質がこの一冊に。図解と3.11の事例をまじえ、わかりやすく解説。ISO22301(事業継続管理国際認証規格)も紹介。
目次
序章 弁当箱だけ用意して満足していませんか?
第1章 Briefness―内容を絞ろう
第2章 Briefness―シンプルなマニュアルを作ろう
第3章 Communication―コミュニケーションで初動を乗り切ろう
第4章 People―リーダーシップと現場力を活かそう
最終章 BCPのフレームワーク
著者等紹介
池田悦博[イケダエツヒロ]
アーンスト・アンド・ヤング・ソリューションズ株式会社取締役COO。カリフォルニア大学バークレー校経営学部卒業。アーンスト・アンド・ヤングニューヨーク事務所勤務を経てコンサルティング会社を設立。2010年11月にアーンスト・アンド・ヤング・ソリューションズを立ち上げ、現在に至る。東日本大震災で被災したメーカーや銀行などに対してBCPの見直し支援を行ってきている。アーンスト・アンド・ヤング日本エリア内部監査ソリューション・リーダーも兼務し、経営者の視点に立った内部監査の変革を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yo
16
【簡潔かつ使えるマニュアルを作りたいよね】実際、辞書みたいな危機管理マニュアルを大切そうに保管している企業もいる。そういったところでも、いかにして自分たちのマニュアルをコンパクトに、かつ実践的にするかというのは重要な視点。本書ではBCPの要点をまとめる形で、「こういうところに気をつければ良いマニュアルになるよ」というポイントを示している。かなりポイントを絞っているので、承認者となるべき経営層や、これからBCPの担当になった人が「要はこういうことね」と把握するために利用するのがおすすめ。2021/03/07
かわ
1
★★★★☆ ページ数が少なく、概要を把握するにはいい。 結果事象アプローチ、BIA、マニュアルの別冊化、チェックリスト、フローといったあたりが、実際に役に立ちそう。2022/05/11
Meistersinger
0
ポイントは押さえているが、この本だけで自力でBCP策定するのは難しいだろうなぁ(まあ、そこが狙いだけど)。このシンプルさが逆に「ISO化って意味あるの?」という問いかけになるような気も。2013/07/31
よし
0
大枠は分かるが結局自分のこととして、どれだけ情熱を持って取り組めるか、が重要。 個人情報保護の観点もあるが、連絡手段をいくつか用意しておくのも重要。あまりいい気はしないと思うが、どこまでわかってもらえるかによって程度は変えないといけない。2023/12/31
2011opus
0
シンプルなマニュアル作りのエッセンス。さらっと書いてあり薄いのですぐ読めるが重要なポイントが書いてあり、書名通り使えるマニュアルが作れそう。2019/06/09
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