内容説明
わが国における税法について、その体系、仕組み、意義の解説からはじめ、国税及び地方税の主な税目を詳述し、さらに消費税法についての判例・裁決例の分析を行った書である。今日わが国の税法について、意義、分類、体系、徴収手続等の基礎的な解説を行う。国税では所得税法、法人税法、消費税法、相続税法、地方税では住民税、事業税、地方消費税、固定資産税を取り上げ、できるだけ根拠条文を示しながら詳述する。消費税法に関する判例・裁決例研究を行い、消費税法を様々な角度から分析、検討する。
目次
第1章 税法序説(租税の意義;租税の分類;税法体系;徴収手続等)
第2章 国税各種税法概説(所得税法;法人税法;消費税法;相続税法)
第3章 地方税法概説(住民税;事業税)
第4章 消費税法に関する判例・裁決例研究(概説;憲法をめぐる事例;課税取引等、輸出免税をめぐる事例;免税点制度をめぐる事例;簡易課税制度をめぐる事例;課税仕入れ等をめぐる事例)
著者等紹介
岩崎健久[イワサキタケヒサ]
早稲田大学理工学部応用化学科卒業、筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了(経済学修士)、筑波大学大学院博士課程社会科学研究科法学専攻修了(博士(法学))。大田昭和監査法人(現、新日本有限責任監査法人)にて監査・会計業務に従事。2007年8月から2009年7月までコーネル大学にて客員研究員。現在、帝京大学教授(経済学部・大学院経済学研究科)、千葉商科大学客員教授(大学院会計ファイナンス研究科)、早稲田大学講師(基幹理工学部)、公認会計士(日本公認会計士協会東京会)、日本公認会計士協会租税政策検討専門部会専門委員、学術賞審査委員会委員(税務部門)、税理士(東京税理士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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