出版社内容情報
山あいに生まれた赤ちゃんパンダと、育てるおかあさんパンダ。やがて独り立ちを迎え……。野生パンダの生態を描いた貴重な絵物語。ひっそりとした山あいで生まれた赤ちゃんパンダ。おかあさんパンダは、赤ちゃんパンダに竹の食べ方、木の登り方など、生きる術を教えていきます。そして子パンダが1歳になると、独り立ちさせるために、おかあさんパンダは離れていってしまいます。
残されたパンダは、おかあさんパンダを探してさまよい、一軒の人家に迷い込みました。そこで干し肉を食べていると、おじいさんが帰ってきて、子パンダは一目散。
すると、突然地面が揺れて山が崩れ地が裂けました。
地震だ!
中国の野生のパンダの生活を描いた、リアルで貴重なパンダ絵物語。
唐 亜明[タン ヤミン]
著・文・その他
木下 晋[キノシタ ススム]
著・文・その他
内容説明
野生パンダの子育てと人との関わり。野生パンダを地元の住民が助けるという実話をベースにした物語。パンダが生まれてからひとりだちするまでの姿が、緻密な鉛筆画で描かれている。
著者等紹介
唐亜明[タンヤミン]
1953年中国北京市生まれ。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務し、日本の歌の訳詞を行う。1983年に来日。早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。現在、編集者として出版社勤務のかたわら東洋大学非常勤講師を務める。主な著書に、『翡翠露』(TBSブリタニカ、第8回開高健賞奨励賞)、『ナージャとりゅうおう』(講談社、第22回講談社出版文化賞絵本賞)、『西遊記』(講談社、第42回産経児童出版文化賞)などがある
木下晋[キノシタススム]
1947年富山市生まれ。画家として活躍するかたわら、東京大学工学部建築学科講師、武蔵野美術大学客員教授、金沢美術工芸大学大学院教授などを務める。幼少時から絵を描き、16歳で自由美術協会展に入選。1981年に渡米し、帰国後から鉛筆による新たな表現に取りかかる。紺綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
たまきら
遠い日
ヒラP@ehon.gohon
ろくべえ