内容説明
本書の特徴は、わが国の監査基準のこれまでの経緯を述べ、どのように改訂されてきたかに着目して記述している点である。具体的には、平成3年及び平成14年の監査基準の抜本改訂をふまえ、その後、平成17年、平成21年になされた改訂において、監査基準がどのように改訂されたのかに着目し、わが国の会計監査システムについて解説する。
目次
第1章 財務諸表監査概論
第2章 監査制度
第3章 監査基準
第4章 監査実施論
第5章 監査報告論
第6章 年度監査以外の保証業務
付録
著者等紹介
岩崎健久[イワサキタケヒサ]
早稲田大学理工学部応用化学科卒業、筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了(経済学修士)、筑波大学大学院博士課程社会科学研究科法学専攻修了(博士(法学))。太田昭和監査法人にて監査・会計業務に従事。2007年8月から2009年7月までコーネル大学にて客員研究員。現在、帝京大学教授(経済学部・大学院経済学研究科)、千葉商科大学客員教授(大学院会計ファイナンス研究科)、公認会計士(日本公認会計士協会東京会)、日本公認会計士協会 租税政策検討専門部会専門委員、税理士(東京税理士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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