内容説明
7ステップのシンプルな分析手法を、「マネジメント力のアップ」「投資で成果を出す」「就職先を選ぶ」3つの目的別に解説。HOYA、ヤクルト、三菱商事など、有名企業の分析例も充実。
目次
第1章 財務分析の基本
第2章 数字のもつ意味がわかる「4つの視点」
第3章 7ステップ財務分析法
第4章 実践編(1)社員として―質の高いマネジメントを可能にする
第5章 実践編(2)個人投資家として―よりよい投資先を見つける
第6章 実践編(3)学生として―いい就職先に出会う
著者等紹介
三富正博[ミトミマサヒロ]
日本・米国公認会計士/慶應義塾大学ビジネススクール講師。1987年アーサーアンダーセン東京事務所入所。1991年から9年間、米国3拠点で公認会計士として、さらには知的資産のマネジメントの実践としての経験を積む。2000年に日本帰国、ベンチャー企業のCFOを経て、2001年にバリュークリエイト設立。企業向け研修やセミナーも数多く行う。株式会社バリュークリエイトパートナーとして、ベンチャー企業から大企業まで、企業の規模・業種を問わず、延べ50社以上の経営者に企業価値の視点でアドバイスを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ireadertj
4
ちょっと、内容は最小の想定と少し違ったけど、4つの視点から各指標を見ていくアプローチやバリューダイナミクスを用いた分析などとても参考になった。 しかも、当初すごく難しいと思ったけど、そこまで財務諸表に深く入り込みすぎずわかりやすかった。2019/12/26
とりもり
2
財務分析と呼ぶには内容が薄い。できるだけ長期間の財務諸表を手に入れろとあるが、20年分が手に入る会社など、公開している老舗企業に限定されてしまう。7ステップの意味もよく分からないし、ちょっと期待外れな一冊。★★☆☆☆2017/01/12
r_ngsw
1
意外とあっさり読めた。 「売上高、営業利益、キャッシュ残の中で一番重要なのは売上高である」(中略)売上は増えないものだ→コストを削減しよう→利益が出る→(しばらくすると)売上が下がる→売上は増えないものだ→コストを削減しよう… (中略)「縮小均衡へ向かっているのではなく(飛行機に例えると)墜落している」 とな。2014/11/04
よっ!
0
投資初心者とか、就職活動をしようという学生にはいいのだろうけど、個人的にはあまり得るところがなかった。今まで無意識のうちにたぶん、やってきていたことなのだろう。それを言葉で書いてくれたというのは良いのだが、半分以上割いている具体例も、奥深さが足りないのか、何か物足りない。 ただ、難しいことを難しい言葉を使わず簡単に説明しているという点では、つまらない投資本よりは良いとは思う。単純化されすぎていて納得がいかないのは自分のレベルじゃないからなのかもしれない。★★☆☆☆2022/09/19
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