出版社内容情報
財政の理論と制度をわが国の戦後財政をふり返りながら解説したうえで,今日の国と地方の財政改革の動向とその意義について諸外国の事例も紹介しながら改革の視点を提示。
目次
第1編 財政の理論と制度(財政と財政学;財政の生成と発展;戦後財政制度の形成と展開;予算論;予算の制度の課題と展開;租税論;近年の消費・所得課税改革;公債の理論と制度;政府間財政調整制度の形成と展開―地方財政平衡交付金と地方交付税;社会経済の変化に応じた財政支出)
第2編 財政改革の視点(社会保障改革の視点―公的年金制度を中心に;地方分権改革―地方分権一括法から三位一体改革まで;地方制度の再編―平成の市町村合併;英国ブレア政権の地方財政改革の動向;ヨーロッパにおける税制調和化;各国の行財政改革の動向と今後の展開)
著者等紹介
片桐昭泰[カタギリアキヤス]
日本大学名誉教授。1933年中国・青島生まれ。1959年日本大学大学院経済学研究科修士課程修了。NPO法人市民ネットオアシス理事長
兼村高文[カネムラタカフミ]
明治大学公共政策大学院教授。1950年山口県生まれ。1988年専修大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授
星野泉[ホシノイズミ]
明治大学政治経済学部教授。1956年東京都生まれ。1987年立教大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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