内容説明
複式簿記と「近代会計」との関わり、はては「現代会計」との関わりを多面的に検討しようとするのが本書の目的、研究の目的である。
目次
第1部 複式簿記と近代会計の生成(勘定記録の生成と複式簿記;ネーデルラントの簿記(書)と近代会計―16~17世紀前半を中心にして
17‐19世紀イギリスにおける会計の展開 ほか)
第2部 近代会計の理論形成(Hatfield会計学の現代性―クリーン・サープラス問題をめぐって;簿記論から会計理論への展開―Patonの簿記論と持分概念;Littletonの会計理論―原価主義会計論の2つの潮流とA.C.Littleton ほか)
第3部 現代会計の制度展開(FASBの会計フレームワーク―SFAC第7号の今日的意味;国際会計基準の概念フレームワーク―会計上の認識規準を中心として;米国公会計制度の動向―GASBの報告書を中心として ほか)
著者等紹介
土方久[ヒジカタヒサシ]
1942(昭和17)年5月福岡県久留米市に生まれる。1966(昭和41)年3月関西学院大学商学部卒業。1968(昭和43)年3月神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1971(昭和46)年3月同博士課程単位取得退学。1987(昭和62)年9月同博士号取得(経営学博士)。1968(昭和43)年4月西南学院大学商学部助手。1971(昭和46)年4月同講師。1973(昭和48)年4月同助教授。1979(昭和54)年4月同教授、現在に至る。1982(昭和57)年6月日本会計研究学会太田賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Hero Dad