出版社内容情報
会計士の新しい役割として期待される内部統制報告について解説。
内容説明
本書は、監査環境の変化に伴う会計プロフェッションの役割期待の変化、およびそれに対する会計プロフェッションの対応の問題を検討したものである。
目次
監査環境の変化と問題の所在
第1部 監査環境の変化と会計プロフェッションの対応(適正性レベル;GAAPとGAAS;日本における監査環境の変化と会計プロフェッションの意識;保証業務のフレームワークと監査需要論;MD&A開示に対する保証の付与 ほか)
第2部 内部統制に対する会計プロフェッションの関与(内部統制フレームワーク設定の意義と背景;内部統制フレームワークをめぐる新たな動向;マネジメント・レターによる内部統制報告;金融機関における内部統制報告―FDICIAの制定とアテステーションの枠組み;英国・カナダにおける内部統制報告問題 ほか)
著者等紹介
町田祥弘[マチダヨシヒロ]
東京経済大学経営学部助教授(財務会計・会計監査論)。1991年早稲田大学商学部卒業。1997年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。同年東京経済大学経営学部専任講師。2000年同助教授(現職)。2002年博士(商学)。2002‐2003年Warwick University(英国)にて客員研究員。現在、日本監査研究学会幹事、金融庁企業会計審議会専門委員、日本公認会計士協会「監査規範の概念的枠組みに関する研究会」委員、他
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