出版社内容情報
連結キャッシュ・フロー計算書のもつ資金と支払能力の分析における意義について触れ、また新たな倒産事例を追加した解説書。
内容説明
三訂版が刊行されて以来6年の歳月が経過。そこで現在に適応するものとして改訂版を刊行する。改訂にあたっては、連結財務諸表が主流になった今日、とりわけ注目をあつめている連結キャッシュ・フロー計算書のもつ資金と支払能力の分析における意義について簡単に触れ、また六つの倒産事例を加えるなどした。
目次
支払能力と資金
資金の意味と計算
資金繰実績表の意味と見方
資金量計算の方法
資金量計算と資金運用表
資金運用表の作成方法
資金量計算と資金計算書
資金計算書の作成方法
支払能力の見方
資金量計算と組替
成長企業の資金量計算
倒産企業の資金量計算
著者等紹介
森脇彬[モリワキアキラ]
東京都立大学理学部医学部進学課程および数学科などを経て、1962年、東京都立大学大学院修了。これまでに中央大学商学部、早稲田大学商学部、新潟大学経済学部、立教大学経済学部などの講師、財団法人日本証券経済研究所主任研究員、日本学術会議委員(第三部経営学、第14期~第16期)、日本財務管理学会副会長常任理事、日本危機管理学会理事長などを務め、現在、Alpha Omega Institut f¨ur Betriebswirtschaft,Vorstandvorsitzender。ほかに、日本経営分析学会会長、日本経営ディスクロージャー研究学会理事長。1996年、日本経営分析学会賞受賞
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