出版社内容情報
現代財務の複雑性を多面的に分析した好著。
内容説明
本書は、規模拡大とコスト削減という二つの対立的な様相を示す現代の複雑な財務を多面的に分析し、その特徴と問題点を指摘するとともに、現代財務の今後の方向性を明らかにする。
目次
資産の流動化と株式会社の今日的役割
キャッシュ・フロー経営と財務管理
株式所有構造の変化とコーポレート・ガバナンス
M&Aとターゲット企業の株主の売却判断―アメリカのTOBにおける機関投資家の場合
業績指標としてのROAの有効性について
日本における不動産証券化
日本における社債担保証券の意義と問題点
会計の国際化と税効果会計
環境問題による資金調達市場への影響とその動向
金融制度改革と中小企業の直接金融化〔ほか〕
著者等紹介
坂本恒夫[サカモトツネオ]
経営学博士。明治大学教授、知的資産センター副センター長。1947年京都府生まれ。1979年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。第一経済大学、創価大学を経て、1991年より現職。この間、1984・85年オーストラリア、ニュー・サウス・ウエールズ大学客員研究員、97から99年イギリス、レディング大学客員研究員。現在、日本経営財務研究学会副会長、日本財務管理学会副会長、証券経済学会理事、日本経営分析学会理事、中小企業・ベンチャービジネス・コンソーシアム会長
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