内容説明
本書では、簿記の仕組みについての基本的な解説と簿記の中核ともいうべき商品勘定の簿記処理のほか、現金預金、手形等の主要な勘定科目に関する簿記問題を扱った。そればかりでなく、一般に「会計の構造論」といわれる領域の問題を理解しやすいかたちで解説した。第3版では、制度上大きな変化を遂げた「有価証券」の問題を取り上げ、そのうちの有価証券の意義や分類を中心に変更点を取り入れた。
目次
1 簿記の基礎
2 商品売買の処理
3 現金預金取引の処理
4 手形取引とその他の債権・債務取引の処理
5 有価証券と固定資産の処理
著者等紹介
武田隆二[タケダリュウジ]
1931年新潟県に生まれる。大阪学院大学教授・経営学博士。神戸大学名誉教授。日本会計研究学会会長。大蔵省企業会計審議会の幹事・臨時委員を歴任。公認会計士試験委員、税理士試験委員を歴任。現在、放送大学・客員教授。日経経済図書文化賞、日本会計研究学会賞等を授賞
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