内容説明
本書では、会計することを「経営者による会計」として捉えたうえで、会計研究における従来の財務会計・管理会計という対立的な会計観から、新しい「経営会計」ともいうべき統合的な会計観への移行を提唱している。
目次
二元対立的会計観からの脱却
21世紀の戦略的ディスクロージャー
企業評価のための利益概念
キャッシュ・フロー計算書の活用
企業負債の意義と会計管理
経営管理技法としてのEVA
マネジメント・アプローチの会計実践―ソニーの事例
同時進行的税務管理体制の構築
経営者責任としてのリスク管理
公益法人における管理会計機能の充実
経営倫理を確保する会計倫理の役割
著者等紹介
寺坪修[テラツボオサム]
産能大学大学院経営情報学研究科教授、公認会計士(J-CPA)、全能連認定マスター・マネージメント・コンサルタント(J-MCMC)
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