内容説明
本書では、会計ビッグバンが会計の基礎的理論のうえに国際的ハーモニゼーションを見据えつつ構築されているところから、ビジネスの現場において必要な会計理論を紹介し、その延長線上において、現在導入または改訂されている会計基準書や実務指針を位置づけてその理論的・実務的背景、さらには戦略を示している。会計処理や財務諸表の作成ができるよう、数多くの設例(仕訳)を示し、会計ポイント、実務アドバイス・コーナーを設けた。
目次
財務会計と管理会計の統合化
企業会計システムの変化
トライアングル会計と国際的調和化
会計公準と会計原則
取得原価主義から時価主義へ
金融商品と棚卸資産会計
国定資産・繰延資産とソフトウェア会計
負債と年金会計
資本会計
リース取引とデリバティブ取引〔ほか〕