出版社内容情報
2023年3月に放送予定のNHKスペシャル「恐竜超世界2」の内容を書籍化。ティラノサウルスやトリケラトプスとは違った生態系を生み出した南半球、謎の大陸ゴンドワナの異形恐竜や巨大恐竜たちの生態と運命を、超高精細なコンピューター・グラフィックを基にした豊富なビジュアルで完全再現する。ゴンドワナは恐竜誕生の地との説もあり、隕石衝突を生き延びた恐竜の存在も示唆されている。監修は人気の恐竜学者 小林快次氏と地球惑星科学の杉田精司氏。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
昨年8月に読んだ「NHKスペシャル 恐竜超世界 IN JAPAN」に続いてシリーズ最新作(2023年3月放送のNHKスペシャル「恐竜超世界2」の書籍化)を読みました。 本書が主張する謎の大陸ゴンドワナにタイムスリップして、異形恐竜や巨大恐竜たちを観てみたい🦖🦕🦖 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/23/031500019/2023/04/03
yamatoshiuruhashi
52
恐竜少年の成れの果て、恐竜ヂイサンにワクワク感を与えてlくれた。先日NHKで放映された「恐竜超世界2」の内容を製作にあたったプロデューサーが中心となり、使われた映像からの写真を豊富に使ったものであり楽しく読める。大隕石衝突の時に起こった大惨事の考えられる詳細、そして、にもかかわらず恐竜たちが何十年どころか何万年も生き延びていた可能性についての記述は非常に興味深い。恐竜本は出てくる度に新しい学説が出てきて少し前の本が陳腐化していくが、自分が生きている間に見解がどんどん変わっていく時代であることが幸運である。2023/04/14
Micky
3
恐竜絶滅は巨大隕石の衝突、とされているもののあまり信じていなかった。他の生物は生き残っており、恐竜だけが死に絶えるって何故? 疑問は膨らむばかり。やはり数十万年は生存していたらしい。 でもその後姿を消した。まだまだ疑問は解決されない。興味は尽きない。2023/10/05
櫛橋光
2
HNKスペシャルで観ました。新種の恐竜押しと言う印象でした。マイプやプエルタサウルス等。又、番組ではドラマ仕立てでした。この本では、南半球のその他の恐竜も満遍なく紹介されてたり、ドラマ部分もカットされてて読みやすかったです。恐竜絶滅の定説はまだ定まっていないと言うのも衝撃。絶滅論争は決着が着いてると言う認識でしたので。巨大隕石は確実に衝突したみたいですが。まだまだ新発見や定説が覆る事があるのが魅力的ですねぇ。2023/04/23
前島マリエ好き
2
「ジュラシック・パークIII」でティラノサウルスを負かしたスピノサウルスが本書で異形恐竜に挙がるなど、恐竜像は日々変わりゆく。恐竜は鳥になって生き延びたと言われても白亜紀末の災厄の20万年後の化石(ハドロサウルス類)も触れられ、見方を変えたくなる。2023/04/03