内容説明
商取引はすべて法律によって規制されています。法律というレールの上を走っています。売買―を一つ例にとってみても、売買契約はいつ成立するか、いつから一方的なキャンセルができなくなるか、もしも、買主があとから勝手に注文を取り消したり、理由なく物品の受領を拒んだり、勝手に返品してきたりしたとき、売主は買主にどういう対抗措置をとることができるか、これらはすべて法律に定めがあります。法律の知識さえあれば、これらの問題は苦もなくテキパキと処理できるはずです。営業に関する法律知識は営業担当者にとって日常必須の知識であり、そのポイントを体得して、これを営業活動に活用すれば、営業の成果を増加する武器となります。
目次
第１章 有利な契約をする法律実務
第２章 商品の受け渡しを確実にする方法
第３章 商取引に手形・小切手を活用する方法
第４章 代金を完全に回収するための法律実務
第５章 外注・下請契約の法律実務
第６章 時効で損をしない法律実務
第７章 店舗・営業所を確保するための法律実務
第８章 販売競争とその規制をめぐる法律実務
