内容説明
バブルの崩壊、企融ビッグバンといった企業をめぐる環境の激変に伴い、会計も投下資金とその回収を中心とする会計から、価値の増減を中心とする会計へと変化している。本書では、企業の活動を価値の形成と価値の喪失およびそれに伴って生ずる価値のストックの状態を認識、測定する計算体系を考察した。
目次
第1章 財務諸表論の基礎概念(財務諸表論の意義;財務諸表論における企業の会計モデル ほか)
第2章 一般原則(真実性の原則;正規の簿記の原則 ほか)
第3章 損益計算(利益の分類と概念;損益計算の方法 ほか)
第4章 財政状態計算(資産会計;負債 ほか)
第5章 財務諸表(損益計算書;貸借対照表 ほか)