内容説明
会計の国際化、規範理論と事実解明理論の対立、原価主義会計と時価会計あるいは時価主義会計との対立、発生主義会計と広義の現金主義会計の対立、さらには、財務会計と公会計の位置づけ、財務会計と管理会計の統合というような「複雑系」の会計学の構築を試みた各専門家の諸先生方の先駆的労作。
目次
第１編 社会的計論（財務会計の進展；財務会計の社会的機能；財務会計の領域）
第２編 規範的制度会計論（財務会計におけるアプローチ；収益会計；費用会計 ほか）
第３編 事実解明的制度会計論（政府契約と財務会計の機能；経営者行動と税制；公会計情報と経営分析―地方自治体の財務安全性分析 ほか）
第４編 情報会計論（情報会計論と社会的選択論；時価主義会計論；事象会計論 ほか）
