内容説明
「コストダウンから、付加価値創造へ」「ターミナルや倉庫から、流通センターへ」「物を忘れた都市から、人と物のための都市へ」の三点を中心に、ロジスティクスや物流に焦点をあて、基本的な考え方を整理した。
目次
第1章 ロジスティクスと物流
第2章 ロジスティクスを取りまく環境の変化
第3章 ロジスティクスと技術革新
第4章 商品の高付加価値化と流通プロセス機能
第5章 流通センターの必要性と内容
第6章 流通センターの特性
第7章 都市の物流システムと流通センター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこ焼き
6
民間分門が主語の物流と、社会全体の物流の定義は微妙に違う。前者は物流に関連するすべての活動で主語はに荷主、後者は輸送・荷役・情報に特化しており公共的な観点も入ってくるので主語は物流業者と公共部門である。市場について理解ができており、需要を作り予測ができると信頼される業者が交渉力を持つ。(小売りか卸か生産者かではない)その交渉力が物流サービスのオーナーになれる。量と質が大きい注文をしてくれる人が市場における主導権を持つ。卸売りの立ち位置がなくなった場合、限定するか機能を拡充するかで生き残るしかない2025/02/12