内容説明
本書は、２部構成からなる。第１部は組織論の新しい研究動向を取りあげ、「新しい組織論」を創造することである。そして、第２部は、人的資源論の現代的なトピックス（課題）をいくつか検討し、日本的経営の展望を第１部とあわせて提示する。
目次
序章 新しい経営学の創造
第１章 経営戦略と組織―日本企業の今後をみすえて
第２章 組織における知識創造と学習―パナソニック・オーダー・システムの事例研究
第３章 発展する女性型組織のマネジメント
第４章 サービス企業の組織論
第５章 中小企業の労働組織における分業と技能訓練―熟練職種への視点
第６章 中間組織型生産システムの構築
第７章 企業年金システムの再構築
第８章 中間組織における労働移動ネットワークの形成―出向制度の新しいコンセプトの展開
第９章 新しい管理職位機能の展開―「専管職」の提案
第１０章 経営革新へのホワイトカラーのコミットメント
第１１章 ニュー・ヒューマン・リソース論の展開
第１２章 あいまいな能力主義―人的資源管理への一視角
