内容説明
本書は、わが国の財務諸表の作成にかかわる理論や原則の解説を意図している。わが国では、企業の財務諸表は、公表会計制度のもとにおける会計報告書として作成される。したがって、本書の内容も、最近における企業の会計報告書作成行為を究明し、解説するための理論になる。しかもその場合、わが国にあっては、「企業会計原則」という権威ある機関によって制定された会計行為を規制する基準が存在する。そこで、本書では、企業会計原則の解説を中心にした論述を試みている。
目次
財務諸表論の意義
財務諸表論の基礎理論
企業会計原則と商法計算規定
企業会計の一般原則
損益計算と対応原則
経常損益
特別損益と未処分利益
貸借対照表
流動資産
固定資産〔ほか〕
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