内容説明
およそ30年近く、世界のあちこちに面白さを求め、著者は雑誌やテレビというメディアを通じ、旅する親父であり続けてきた。この一冊は、著者の近年の旅から、ヨーロッパのクリエイティブの現場のルポルタージュをまとめてみたものだ。それもロンドンやパリ、スイスでの、男たちの暮らしに関するファッションやちょっとしたコレクション探しの、ガイドブックとしても使えるように編んでみたのだ。
目次
思い出の街再訪(パリ編(この町ならではの創造性を見つけに;画廊オーナー、ボメ氏が語る右岸の男たちの控えめな個性 ほか)
ロンドン編(空前の好景気時代を迎え、ロンドン生活が大変化中;ノーザンプトンの職人技を実感、英国靴の“トリッカーズ” ほか))
週末を楽しむ英国人のクラブライフ(飛行機技術から生まれた車を楽しむ人々;半世紀昔の複葉機に乗る空中散歩者たち ほか)
時計師の故郷、スイスを巡る旅(時計師の町「ジュネーヴ」;時計師の暮らす谷へ ほか)