アート&エッセイ 木の葉の美術館

アート&エッセイ 木の葉の美術館

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  • サイズ A4判/ページ数 96p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784418982059
  • NDC分類 471.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

私たちの心をさりげなくなごませてくれる木の葉を、美しいイラストに葉にまつわるエピソードなどを交え、一枚一枚種類ごとに紹介。

内容説明

新緑・紅葉の美を追い続けて8年。木の葉画家の第一人者・群馬直美氏が綴るファンタスティツクなエッセー画集。

目次

神さまの贈り物 特集(木の葉の名刺でご挨拶;色眼鏡をとって見れば、えっ!紅い新緑?;真夏の落ち葉・真夏の紅葉;メイク葉っぱアーティスト)
葉っぱのメッセージ(イロハモミジ・オオモミジ・ヤマモミジ;オオモミジ ほか)
もっと葉っぱと戯れよう(木の葉狩りに行こう;密かな葉っぱの楽しみ方 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

73
世田谷美術館美術大学で、群馬直美さんの葉っぱアートと出会った。葉っぱを緻密にテンペラで描かれる。この本にも、たくさんの素敵な葉っぱとエッセイが収録されている。群馬さんの葉っぱとの出会いや、葉っぱアートを創るノウハウまで。緻密に描くだけでなく、葉っぱに筆ペンで墨を塗ってスタンプするだけでも立派なアート。葉っぱって、こうやってよく見ると、一枚一枚表情が違い、とても魅力的なものだったんだ。2022/10/25

ぽてちゅう

18
葉っぱを見る目が変わった✨木は途方もない数の物語を抱え、いつもの場所にいる。物語の名前は「葉っぱ」。葉っぱには1枚1枚表情がある。大きさ、かたち、色づき、葉脈の走り、虫食い。落ち葉となってからも波瀾万丈。風に飛ばされコロコロ転がったり、水溜りにユラユラ揺れたり、車に轢かれバラバラになったり、箒でかき集められ袋にギュウギュウ詰めにされたり。誰かの手に取られるのはわずか、本の間で思い出になるのはまれ。なのに、精密な肖像画を描いてもらえるなんて!超ラッキーな葉っぱたちと葉っぱLOVE♡エッセイ、とくとご覧あれ。2022/12/28

田中佳代子

10
久しぶりの散歩から帰宅した夫からのプレゼントは、5枚の落ち葉。紅葉したさくらの葉っぱでした。🌹くれない色 🐿茶色 🌆夕映え色 🍁もみじ色 🍃バンブー(竹色)〜少しずつちがった色合い。うれしくてお皿に並べ、もう1つのお土産の♡どんぐりと、自宅にあった🍎🍎姫りんごを2つを、添えました。春に注目されるさくらですが、🌿「秋の君も、すてきだよ。」🌿2021/11/24

マーブル

9
若い頃は、紅葉と言えばもみじの赤がなければ物足りないと思っていた。  今では、  イチョウの黄色や、  枯れたような色づきの悪い茶色がかった葉でも美しいと思える。賢治の童話にも、母なる木から子たる葉が離れていく童話がある。  本書の一枚一枚の葉への愛情を感じるスケッチを見ていると、  それは母の視線だろうか、と思えてくる。  愛しそうに描くその向こうに感じる温かい視線。   花を愛でる人は多いけれど、  花でなくとも、  美しくなくとも、  そこには同じ生がある。  良い本です。2019/11/22

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