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出版社内容情報
「この本を読んでモネの庭にどうしても行きたくなり、ついにこの夏、親子でジヴェルニーまで行ってきました。」「子どもの頃、美術書を見てもつまらなかったけれど、この本なら子どもでも楽しかったと思う。」
小学校中学年から
内容説明
リネアはパリに行きました。有名な画家クロード・モネの庭に行きました。リネアは、とうとう夢みた睡蓮池の“日本の橋”に立ったのです。モネの庭で、モネとアリスと8人のこどもたちの話を聞きました。印象派の絵についても学びました。モネと絵とスナップ写真でつづる、花の好きな少女リネアのファンタジーな成長物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
179
森に咲く桃色の小さな花から名付けられたリネア。モネに逢いたい。花薫る8月にパリへ行けばいいさ。…色んな絵を描いていたのね。白い睡蓮が水に浮かんでいる。でも近づくとまた違う印象ね。水は光によって色合いを変えるんだ。青く白く黒くもなれる。水草の揺らめき、水面に映る雲、霧かかるセーヌ河の日の出。…ストックホルム生まれの幼なじみ2人の絵本は読み応えがある。絵画集のよう。晩年に撮影されたモネの大きな手が印象的。ブルームとリネアと共に旅をし、ジヴェルニーへ行った気持ちになれる。本を閉じるとき心地よさに満たされました。2022/08/28
アカショウビン
9
偶々図書館の児童書コーナーに行って出会えたことがラッキーだった。ストックホルム出身の2人の女性の作だが、モネの絵と彼女等の絵、文とのバランス、全体の構成が素晴らしい。ケシ畑の絵を見直した。エプト川のつりをする絵の水!2025/03/15
lovemys
9
モネの睡蓮は、大きさと迫力に圧倒されるが、私が好きなのは、やっぱり「印象・日の出」だなぁ。実物を見て、あまりの美しさにハッとして息が止まった。百年以上も前に描いた場所や物がそのまま残っているのがヨーロッパらしい。ジヴェルニーに行ってみたいな。睡蓮のお庭に行くことができたら、きっと感動しちゃうんだろうな。何だか素敵な想いがたくさん詰まった絵本(ジャンルは児童書)でした。2021/05/20
はせこー
8
リネアと一緒に旅に出れる モネの睡蓮の間にいつか行ってみたい。2016/02/11
これでいいのだ@ヘタレ女王
7
洋書で かなり前に購入。何時読んでも飽きない。思い出をアルバムやディスプレイして楽しむ方法もリネアが教えてくれて同じ目線でワクワク楽しめます2013/07/18
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