うさぎのしま

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うさぎのしま

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784418258260
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

毒ガスを製造し、「地図から消された島」広島県・大久野島。
過去と未来を結ぶ、忘れてはならない物語。

◆「うさぎのしま」に眠る、知られざる真実―。戦後80年によせて、今子どもたちに届けたい物語。

◆広島県大久野島で暮らす、たくさんのうさぎたち。この島には、第二次世界大戦中、毒ガスの実験動物として、うさぎが使われていた過去があった。戦争の記憶と島の環境問題が交差する、著者渾身の一冊。

◆『ねことことり』『どんぐり』で日本絵本賞受賞した作家たてのひろしと、柔らかなパステル画が魅力の近藤えりによる共作。

*巻末に、解説「地図から消された島-大久野島と戦争とうさぎ」(“大久野島のうさぎはどこから来たのか” 執筆/兼子伸吾・福島大学共生システム理工学類教授)と、あとがきを掲載。


広島県・大久野島。
「うさぎのしま」として親しまれるこの島で、一組の親子が白いうさぎに出会う。
―「あの子のおかあさんも、白い?」
何気ない一言が、封印された過去を呼び覚ます。

時は、第二次世界大戦へ―。
防毒マスクに身を包み、毒ガスを製造する人々。手渡されるかごの中には……。

かつてこの島は、「地図から消された島」だった。
無垢な存在が、浮かび上がらせる戦争の記憶と、現代の環境問題。
過去と向き合い、未来を考える。忘れてはならない「記憶」の物語。

内容説明

広島県・大久野島。「うさぎのしま」で、一組の親子が白いうさぎに出会う―。「あの子のおかあさんも白い?」無垢な問いが、封印された過去を呼び覚ます。時は、第二次世界大戦へ―戦争の記憶と島の環境問題が交差する、著者渾身の一冊。

著者等紹介

近藤えり[コンドウエリ]
1972年、神奈川県生まれ。絵本作家・イラストレーター。舘野鴻氏に師事し、絵本制作を学び直す。『なきごえがじまんのきつね』(仏教伝道協会)で、こころの絵本大賞を受賞

たてのひろし[タテノヒロシ]
舘野鴻。1968年、神奈川県生まれ。画家・絵本作家。幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞、『ねことことり』(世界文化社)・『どんぐり』(小峰書店)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

177
ふわふわの体毛にくりんとした瞳、真っ白なしっぽがピョンと走っていく。うさぎいっぱい人間いっぱい。小動物に癒されるため、瀬戸内海に浮かぶ島に集まっている。今は観光地になっているけど、そこで起こった戦争の記憶を忘れないために、大久野島毒ガス資料館、地下壕や工場跡などが残されている。犠牲になった生命は数え切れない。この島のカイウサギは多すぎて、食べられる自然の植物が足りないそう。人間が餌を与えて増えて、2年の寿命という。白うさぎの赤い眼差しが印象的に訴えてくる絵本。楽しさの背景に何があるのか考えないといけない。2025/06/15

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

63
表紙の白いうさぎさんが小さい時に飼っていたみみちゃんにそっくり!!!弱者を噛む狂暴なオスでした🐰うさぎ島と呼ばれる大野久島は1929年~1944年まで毒ガスが製造され、実験動物としてうさぎが飼われていた😿今はこの島のうさぎさんたちは幸せかな?何か事件があったようですが、、、昔も今も悲しいとは、、、2025/09/28

イケメンつんちゃ

40
そこまで言って委員会NP 少しは穏やかな日に 五冊のセレクション絵本 確実な目で選びました 百万選 カムニャック杯 第四弾 図書館の今日の返却の棚に とったぞー いゃーあ すっかりだまされました 朦朧体の絵 ピント感の無い絵 かわいいウサギのおはなし 瀬戸内海に浮かぶ ちいささちいささ島 たくさんのウサギたち ソダシの妹は 一番人気 ひとり駆け巡る ページをおうごとに 空気がいっぺんに変わる 思わず ムーンウォーク モンローウォーク シチズンクオーツ 絶対許せません 戦争犯罪と抵抗勢力と心強さと 黒木千晶2025/10/26

りらこ

32
ほのぼのと始まるページ。1匹の白うさぎがこちらを見る。他のうさぎは全て訪れた人達を見ているけど。その強い眼差しによって、読者は過去のこの島に連れて行かれる。そして知る。戦時中に何が行われていたか。一時は地図から消されていたこの島。生物兵器の開発のために実験動物として利用されていたうさぎたち。物言わぬうさぎ。うさぎが可哀想、とかはもちろんある感想だけど、伝わってくるのはそんなことじゃない。そして今同じ島にたくさんのうさぎ。結局人の手によって連れてこられ、もらう餌によって増えている。なんとも歪である。2025/06/14

Roko

32
広島県大久野島は瀬戸内海にある小さな島です。現在は「うさぎのしま」として知られる観光地です。でもここは第二次世界大戦の頃は、毒ガスを製造する工場があって、その実験に使うためにうさぎが飼われていたのです。現在この島へ行くと、たくさんのうさぎが迎えてくれます。でも、このうさぎたちは、戦争当時に飼っていたうさぎの子孫ではありません。なぜなら、戦後すぐにうさぎたちは殺処分されたからです。今、この島に住むうさぎたちは、戦後この島へ捨てられたうさぎたちの子孫なのです。#うさぎのしま #NetGalleyJP2025/06/12

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