出版社内容情報
村中李衣×しらとあきこ 初の短編物語。
よわいからって、つよくないわけじゃない
だれでも、心の中に、うさぎがいる
◆「よわいからって、つよくないわけじゃない。だれでも、心の中に、うさぎがいる」
心温まるちいさな4つのお話と3つの詩。
◆野間児童文芸賞受賞作家・村中李衣と、大人気うさぎ画家・しらとあきこ初の書籍。
「うさぎ、うさぎ
よわいからって、つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
だれでも、心の中に、うさぎがいる」
自分の気持ちをうまく言葉にできない、りこ。
過ちをおかしてしまった、たくと。
葛藤を抱えた4人の子どもたちが、動き出す―。
児童文学作家・村中李衣の詩情豊かな文章と
うさぎ画家・しらとあきこの美しく柔らかな絵で紡ぐ、短編物語。
―走れ走れ、にげろにげろ。明日は、きみが、うさぎになる。
<小学校中学年から>
内容説明
児童文学作家村中李衣とうさぎ画家しらとあきこが透明な風を紡ぐ―4つのちいさなお話と3つの詩。
目次
うさぎになった日
ノック
うさぎのおかあさん
昼を越え、夜を越え
スローダンス
てのひらのさがしもの
自転車に乗って
著者等紹介
村中李衣[ムラナカリエ]
1958年、山口県生まれ。児童文学者。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『あららのはたけ』で坪田譲治文学賞、『こくん』(童心社)でJBBY賞を受賞。長年各所で絵本の読みあいを精力的に続けている
しらとあきこ[シラトアキコ]
1970年、東京都生まれ。イラストレーター。4年間の金融企業勤務を経た後、うさぎと暮らしはじめ、その魅力を伝えたいと絵の仕事を志す。うさぎ専門誌の表紙や挿し絵、小動物食品のパッケージや動物病院の看板イラストなど、うさぎの絵を中心に幅広く活動。本書で初めて児童書を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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