出版社内容情報
黄金時代のトラックの数々が、今よみがえる!
日本のトラック史上黄金期(1960年代後半から70年代初頭)の
個性的なデザインの車種を250種以上網羅。トラック愛好家には垂涎の1冊です。
全点、著者が中学~高校時代に東京周辺を自転車で走り回り、撮影した貴重な写真で構成。
マニアならではのディテールにこだわったアングルとボリュームは、他に類がありません。
世界的な近代都市TOKYOへと変わりゆく、ノスタルジーあふれる東京の街並みも見逃せません。
内容説明
1960年代後半から1970年代初頭…。この時代の何が凄かったかといえば、トラックの種類の多さが驚異的だったことです。現在はマニアレベルでなければ判別しにくい新旧キャブオーバー型のみ…という時代ですが、当時はキャブオーバー型やワンサイドキャブに加え、大きさ別に異なる形をした新旧ボンネット型が、おびただしい数走り回っていました。簡単に言えば、「明らかに違ういろんな顔したトラックが、ものすごくたくさんいた」わけです。太古の恐竜さながらに、遙か昔多種多様に進化し繁栄を遂げ、やがて滅んでいった…そして今もなお、あまり知られていない昭和のトラックたちの、魅力あふれる生の姿をご覧いただけたらと思います。
著者等紹介
静遙[シズハル]
風景画家。1955年(昭和30年)東京都武蔵野市生まれ。小さい頃から家の周辺を自転車で走り回り、見知らぬ地域を探検することが何より好きだった。小学6年生の時(1967年)父親から譲り受けた小さなカメラで、大好きな大型トラックの写真を撮り始める。中学時代、三多摩方面や東京港周辺などを自転車で巡り取材地を開拓、高校3年(1973年)まで約5年半撮影する。その後オートバイやサーフィンに傾倒し、タクシー運転手のアルバイトをしながら20代前半より風景写生を始める。1987年から毎年個展開催。1997年、開発により破壊し尽された故郷武蔵野で描き続けることを断念し、房総に転居。自転車やバイクで徹底的に地域探索する子どもの頃からのスタイルを現在も貫き、昭和の面影残る里野原をパステルで写生し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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