出版社内容情報
世界の有名美術館の代表作を1冊にまとめて解説!
西洋美術の本といえば名画の鑑賞法と作者のプロフィール解説が多い中、
本書は世界の有名美術館の成り立ちとその代表作を1冊にまとめた、ユニークな切り口の入門書です。
その美術館にはどういう来歴があるのか、コレクションはどのようにしてできたのか…。
美術館の歴史と特徴を知ることで、作品への理解もいっそう深まります。
美術館の見どころと訪れたときに現場でも役立つフロアマップつき。
代表作は鑑賞ポイントも丁寧に解説しています。美術鑑賞がますます楽しくなる愛好家必携の一冊。
内容説明
ルーヴル美術館、プラド美術館、バチカン美術館、エルミタージュ美術館、オルセー美術館…憧れの美術館を訪れ、至高の作品を堪能する。『モナ・リザ』『真珠の耳飾りの少女』『ひまわり』『睡蓮』『叫び』など、世界20の美術館に収蔵されている珠玉の名画を100点紹介!
目次
ルーヴル美術館―フランスの王宮から美術館へ 花の都パリが誇る世界屈指の美術館
メトロポリタン美術館―「アメリカにルーヴル美術館を」との思いから設立された美の殿堂
アムステルダム国立美術館―赤レンガの建物が印象的なオランダ黄金時代の絵画の宝庫
マウリッツハイス美術館―フェルメールのあの大傑作が展示されているオランダの小さな美術館
オルセー美術館―廃止された鉄道駅の駅舎を転用したフランス印象派の聖地
ベルリン絵画館―ドイツがフランスに負けじと設立したベルリン美術館群のひとつ
ボストン美術館―ボストン市民の熱意が生んだアメリカ建国の古都の美術館
オランジュリー美術館―オレンジ栽培用の温室をアレンジしたモネの『睡蓮』の展示場
プラド美術館―ハプスブルク家・ブルボン家のコレクションが揃うスペイン絵画の殿堂
ロンドン・ナショナル・ギャラリー―大英帝国が覇権を握っていた黄金時代を象徴する国立美術館
オーストリア・ギャラリー―絢爛豪華なベルヴェデーレ宮殿を転用し、ウィーンの至宝を収蔵する
ゴッホ美術館―ゴッホのすべてが詰め込まれた世界最大級の個人美術館
バチカン美術館―歴代のローマ教皇が集めた世界の傑作を収蔵する美術館の集合体
ウフィツィ美術館―ルネサンスの都フィレンツェにあるメディチ家の美の遺産
国立西洋美術館―設計者はル・コルビュジエ 上野の森に立つ西洋美術専門の美術館
フィラデルフィア美術館―独立宣言の地に創設されたアメリカ最大級の美術館
エルミタージュ美術館―ロシアの古都に歴代皇帝が集めたコレクションが集う
ウィーン美術史美術館―あらゆる時代、あらゆるジャンルの美術品が収蔵されている
ワシントン・ナショナル・ギャラリー―ギリシア神殿風の荘厳な外観をしたアメリカの首都の美術館
オスロ国立美術館―ノルウェーの国民的画家ムンクのコレクションを収める巨大美術館
著者等紹介
永井龍之介[ナガイリュウノスケ]
1956年生まれ、東京都出身。79年立教大学経済学部卒業、永井画廊代表取締役。無名・若手作家の展覧会を多数開催。才能の発掘、発信に努めている。国立西洋美術館をはじめ全国各公立美術館への納品多数。テレビ東京系列で放送されている「開運!なんでも鑑定団」のレギュラー鑑定士を2016年まで務めたほか、12年からは「公募―日本の絵画―」を主催し、隔年で実施している。美術品査定評価業務や講演会でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
Nat
はな
うー(今年も遅くなります)
Mirror