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出版社内容情報
「書物」は知性、学識、聖母マリア。
「鹿」は神聖、誠実な愛。
「虹」は神との契約の証、希望、平和……。
本書では西洋絵画に隠された約80個の暗号(アトリビュート)を取り上げ、
実際の名画の中でどう使われているのか、
部分アップも多用してやさしく解説していきます。
複数の名画の比較、作品に込められた謎解き、絵が描かれた人物の特定など、
楽しみながら鑑賞眼が鍛えられるコラムも満載。
美術館へ行くのがもっと楽しくなる一冊です。
内容説明
絵画鑑賞がもっと面白くなる!名画の中の道具や動物、植物などの意味をやさしく解説します。
目次
INTRODUCTION 女神像は誰か?―アトリビュートは美術を読み解く手がかり
1章 名画の「小道具」(書物―学識と知性を象徴する博学の人々のアトリビュート;鍵―安全を確保し、財産を守る鍵がなぜローマ教皇の象徴なのか?;鏡―映し出された姿の眺め方で意味が変わる ほか)
2章 名画の「動物」(鹿―優美な姿から神聖視され、神々の持物、誠実の象徴と大活躍;兎―「かわいい」はずの小動物は肉欲の象徴とされた;牛―ゼウスが化けた牛が、なぜキリスト教と結びつけられたのか? ほか)
3章 名画の「自然」(虹―神と人類をつなぐ契約の証;三日月―無原罪のマリアを表すアトリビュート;雷―天空の最高神が成せる自然現象は、神の怒りを表す ほか)
著者等紹介
岡部昌幸[オカベマサユキ]
1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学文学部史学科、大学院文学研究科日本史・文化財学専攻教授。群馬県立近代美術館館長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。リヴィジョニズムとグローバル・アート・ヒストリーの視点で、特に世紀転換期のアメリカ美術、アール・ヌーヴォー、アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究。100以上の展覧会の企画監修を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゲオルギオ・ハーン
クサバナリスト
粋
usako♪
ニョンブーチョッパー