出版社内容情報
至福の京都体験を、古民家カフェで。
時間を旅する、43軒の物語。
本書は、京都にある古民家カフェの案内本です。
築50~250年にもなる建物は、もとは京町屋、揚屋、銭湯、お茶屋さんなど。
歴史ある建物が、カフェという新しい息吹を吹き込まれて現代を生きる、
43軒の物語を紹介します。
古い美と新しい美が共存し、だれでも体験できる場所。
それが京都であり、古民家カフェです。
カフェの空間を切り取った美しい写真も満載。
出会いたかった「京都」が詰まった1冊です。
さぁあなたも、めくるめく京都 古民家カフェ体験を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
125
あまりにも素敵なカフェばかり43軒も紹介されていて、そのカフェを紹介する文章も店主の思いや建物の歴史を細やかに伝えている。京都に行くとよく訪れるカフェも載っていたが、この本を持って行ってみたくなるようなお店ばかりでした。京都に行くときの楽しみが増えました。読書メーターでも評判が良かったので手に取りましたが、いい本に出会うことができ感謝です。2022/11/16
たいぱぱ
69
読んだらわかる。川口さんのカフェ本は他の類似本と全然違う。読んでるだけでその店の息づかいまで聞こえてきそう。ひとつひとつのカフェにはひとつひとつの物語があり、それぞれの背景を知ることで訪れた時に見る景色や雰囲気がより肌で感じられるようになるでしょう。もしかしたら珈琲や食べ物の味も違って感じるかもしれません。どこの古民家カフェも心から落ち着つけ好きなんです。実家は古民家と言えるほど古くないので、日本人のDNAレベルに染み付いてる「懐かしさ」なのかもしれませんね。 2022/02/16
シフォン
43
京都の古民家カフェとして、築50年以上の建物を転用、再生したカフェ、43件を紹介。京都は、大震災や大空襲に見舞われなかったけど、江戸時代の3度の大火で多数の社寺や民家が消失しており、現在の建物は1864年以降のものらしい。この本で紹介されているのは、5年以内に新規にオープンしたお店も多く、また、スターバックスやブルーボトルコーヒーも古民家を利用していることから、京都という町は、景観、昔ながら建物を大切にしていることを感じる。デザートカフェ長楽館、salon de KANBAYASHIに憧れる。2021/10/17
鯖
15
こういうカフェでぼんやりできたら幸せだろうなあ。近くにあったらいうことないよなあとぼんやり眺める。みんな疲れている。2022/03/12
K1
14
まさに古都の記憶を旅する43軒ー1軒あたりを見開きで紹介。どのお店もうっとりする佇まいで、行ってみたくなります。2022/01/30